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コエンザイムQ10とATP

ATPという物質をご存じでしょうか。
人間だけではなく全ての生物にとってなくてはならないものです。
コエンザイムQ10とATPには、とても深いかかわりがあります。

ATPというのは、アデノシン三リン酸という物質です。
生物は食事や光合成で得たエネルギー源をそのまま利用できるわけではありません。
体内で分解され、ATPという形になることで初めて利用することができます。
ATPはエネルギー通貨とも呼ばれ、全ての生物はATPがADP(アデノシン二リン酸)とリン酸に分解されるときに発生するエネルギーを利用しています。
細胞内のミトコンドリアという器官でATPは作られるのですが、ミトコンドリア内にはたくさんのコエンザイムQ10が存在します。
実は、コエンザイムQ10はブドウ糖などのエネルギー源をATPに変換する過程に無くてはならないものなのです。
コエンザイムQ10は補酵素と呼ばれるもので、酵素の働きを助ける潤滑油のような役割をしています。
酵素の働きによってATPは作られるので、コエンザイムQ10が不足しているとこのシステムがうまく働かず、十分なエネルギーが作られなくなってしまいます。
心臓や肝臓など重要な器官ほど多くのエネルギーを消費するため、コエンザイムQ10の含有量が高くなっています。
コエンザイムQ10は体内でも合成できるのですが、合成量は20歳ごろがピークで、その後はどんどん減っていってしまいます。
食事で十分な量を賄えないと、体内のエネルギーが不足してしまい、心臓などの器官が十分に働けなくなってしまいます。
そうすると疲れやすくなったり、心疾患などの症状が出てしまいます。
コエンザイムQ10は単なる美容のための成分ではなく、私たちの健康を維持するために必要不可欠な重要な物質なのです。

誰もができるのであれば健康で長生きしたいと願っているはずです。
そのためにも、食事だけではなくサプリメントも上手に使って、コエンザイムQ10が不足しないように心がけましょう。